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『レディ・プレイヤー1』 夢想する力への祝福

監督 スティーブン・スピルバーグ 2018年 アメリカ映画 『レディ・プレイヤー1』は人の夢想とそれによって創造された世界への祝福だ。たとえその発端と実態が現実からの逃避であったとしてもそれはもう関係ない。なぜならイマジネーションはそれ自体として素晴らしいものなのだから…。『レディ・プレイヤー1』はそういう映画だ。 映画はファーストシーンで手短に主人公と彼の生きる環境を紹介すると、彼自身のナレーションに...

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『未知との遭遇』 彼岸への憧憬

監督 スティーブン・スピルバーグ 1977年 アメリカ映画  森の中の一軒家。特殊効果が日常を魅力的な童話の世界に変える。 特殊効果で作られた風景が魅力的だ。そこだけ僅かに明るくなっている地平線、その向こうの星空、灯りが消えていく遠景の街。中でも森の中の一軒家はまるでおとぎ話のように蠱惑的だ。U.F.O.の色彩豊かな光ももちろんいいが、一見特殊効果でなくてもよさそうな風景が、日常の中に微妙に非日常が混じり合...

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『マイノリティ・リポート』 多様な要素の折衷

監督 スティーブン・スピルバーグ 2002年 アメリカ映画 彩度を落としコントラストを強めた映像が印象的。プリコグの見るビジョン、雑誌や壁面、窓の反射など至る所に映し出される映像、過去の立体メモリー、スクリーンに映る映画…そしてそれらを見る目、眼球など、様々な見られるものと見るものが頻出するのも興味深い。ただ、それらは映画の内容との意味的な連関はあまりない。 この映画の見どころはSF的な世界でのアクション...

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ぱこぺら

Author:ぱこぺら
批評なので基本的にネタバレです。できるだけ下記の方針で書きます

・作品外の周辺情報を考慮せず作品内の表現に基づいて評価する
・歴史的な読み、評価から離れて現在の視点から論じる

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